福崎電業株式会社では、太陽光発電をはじめ、省エネリフォームを建材・設備機器などの耐用年数や実施されてこられた
メンテナンスをもとに、適切なご提案を差し上げます。
太陽光発電
太陽の光で発電する太陽光発電、何よりも環境にやさしい設備です。
太陽光発電の屋根にのせる「太陽電池」は30年は持つといわれています(この他
必要なパワーコンディショナーなどは10年)。
初期投資した金額の電気代節約での回収は、太陽光発電単体では25年前後・オール
電化関係の設備の効果を含めて最短でも15年はかかります。
この期間を20年とすると太陽光発電のシステムは30年耐久とうたっていますので、
以後10年間は光熱費がかからず家計は楽になるわけです。
太陽光発電のシステムは30年耐久ならば、築後10年~20年程度のお住まいには
いいでしょう。
築後30年程度で大規模なリフォームが必要となりますからこの時期と重ならずに
すみます。
下図は太陽光発電のシステム構成です。
太陽光発電のシステム構成は、
太陽電池モジュールとその他周辺設備(1)パワーコンディショナー (2)コントロールパネル(3)屋内分電盤 (4)売電買電メーター
で構成されます。
太陽電池は温度上昇による発電効率の低下があります。
シャープの発電量シミュレーションでは、太陽電池の素子温度上昇による損失を以下のように仮定して行っています。
- 素子温度上昇による損失(12~2月):
- 10%
- 素子温度上昇による損失(3~5月、9~11月):
- 15%
- 素子温度上昇による損失(6~8月):
- 20%
つまり、真夏には真冬に比べて10%も効率が低下するということです。
実際には、6~8月で平均20%ということですから、7月下旬~8月上旬頃はもっと損失が多いと推測されます。
通常の多結晶太陽電池のこの弱点を改善したものが、三洋電気のHIT(ハイブリッド型)です。
でもその分価格は高くなります。
初期投資した金額の電気代節約での回収は大きく違いはないだろうと思われます。
太陽光発電導入には30年後のメンテナンスの費用と人生計画が大切です
- ・太陽光発電設置後おおよそ20年後~30年後の約10年間、光熱費がかからず家計は楽になると見込まれます。
- ・大規模リフォームや建替えが建築後30年~40年後に発生すことが一般に想定されます。
- ・定年退職の時期がどの時期にあたるか?
- ・太陽光発電の耐用年数はおおよそ30年、太陽光発電システムの費用は発電容量1kW当たり65~70万円(通常3~4kw程度)
程度。
これらを念頭において太陽光発電にするかどうかをご検討されるといいでしょう。